要件
Windows標準のバックアップは、ブートした現在のパーティションをバックアップするのがどうもアレなので、外付けなど別パーティションからブートして対象のパーティションをバックアップする方式を探していた。
OSX標準のディスクユーティリティからでも、NTFSのパーティションをイメージファイルとして保存はできそうだが、簡単にディスク丸ごとコピーしたりもやりたかったので、クローニングのツールを探した。
Clonezillaを試す
Mondo Rescueに挑戦したが、対話型の画面のプロンプトに対しキーボードが反応しない。ドライバー探して入れればいいのだろうけど面倒臭い。
諦めてClonezillaで挑戦した。
<Clonezillaのダウンロード>
本家のダウンロードサイトより。
CPUarchitectureは、マルチコアの64bitなので『AMD64』を選択。
file typeは、CDに焼いて起動ディスクにするので、『ISO』を選択。
<ISOファイルをCD-Rに焼く>
OSX標準のディスクユーティリティを使用。
<CDのClonezillaで起動>
電源投入直後Cキーを押してCDから起動。
Clonezilla live CDdefault settingで起動。(以降ちょいちょい画像・手順省きます。)
日本語でもOK。
キーマップは変更しなくともOK。
Clonezillaメニュースタート。
ディスク/パーティションからイメージへの保存なので上を選択。
AppleのTime Capsuleをイメージの保存先にしたかったのでSambaを選択。
こっからはネットワークの設定となります。
私は固定IPアドレス指定で進みました。
自マシンのIP,Sambaサーバ(Time Capsule)のIP,ネットマスク,デフォルトゲートウェイ,DNSサーバのIP,SambaアカウントID,パスワードなど聞かれます。
Samba側のパスを指定します。
Sambaのパスはどう指定するか
私の場合、/takeshi/backup/ と指定しましたが、この時のTime Capsule側の設定は次のとおり。
アカウントtakeshiを作り、OSXのFinderでアカウントユーザーフォルダーの下にbackupフォルダを作成しました。(任意)
※その下に見える日付のフォルダは、過去にclonezillaによって作られたフォルダです。
この場合、イメージデータの保存先として指定するSambaのパスは、/takeshi/backup/となるのです。
セキュリティモードの指定は?
NTLMでした。この次にSambaフォルダアクセスの際のパスワードを聞かれます。
処理方法の選択
そしてClonezillaの設定。
ディスク丸ごとであれば、一番上。パーティションごとであれば、二番目です。
保存するフォルダ名を指定します。
※以降端折ります。
無事にコピーが始まりました。
しかしWiFi経由なので非常に時間がかかります。(128GBで4時間ぐらい。)
まとめ
ともあれ、Clonezillaはネットワーク経由でのバックアップにも使えることがわかりました。
後日、HDからSSDへの換装の際にも、(NTFSフォーマットができなかったので)ディスクユーティリティは使わず、Clonezillaだけでクローニング成功しています。
以上
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